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宝石の種類
ターフェアイト
特徴がスピネルと非常に似ており、違うのは複屈折がある点のみです。
1945年にスピネルのような青みがかった紫色の宝石が、複屈折を示すことに気付き、それが新種の鉱物であることが発見されました。
「ターフェアイト」という名前はアイルランドの鉱物愛好家であり、この石の発見者のターフェ伯爵の名前にちなんで名付けられました。
現在では無色から赤、青、灰色味やピンク味を帯びた紫、薄緑色をしたものなどが見つかっています。
宝石としてカットされるもののほとんどは紫色をしており、濃い紫色をしたもののほうがより希少性は高いです。
その希少性の高さからジュエリーになることして出回ることはほとんど無く、ルースのまま取引され、ほとんど博物館やコレクションの為にカットされています。
かつてはギネスブックに「世界で一番珍しい石」として掲載されたこともありました。