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宝石の種類
パパラチアサファイア
ピンクとオレンジの中間の色をしたサファイアで、非常に稀にしか産出しません。世界三大希少石のうちの一つとしても名が挙げられています。
サファイアの中で特別な石というよりも、コランダムの変種のうちで、ルビー以外で独立した名前が付けられている唯一のものといえます。
ピンクが強ければピンクサファイア、オレンジが強ければオレンジサファイアとみなされるため、パパラチアサファイアとして認められるには非常に狭い色範囲です。
パパラチアとはスリランカのシンハラ語で蓮の花を意味し、まさに蓮の花の色をしています。主要産地はスリランカ、マダガスカルやタンザニアです。
パパラチアサファイアを購入する際には本来の美しさを引き出すための一般加熱とは違い、化学物質を用いて着色する拡散加熱が施されている場合があるため注意が必要です。