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宝石の種類
ネフライト
ネフライトは古くより中国、朝鮮、日本などのアジアで最も親しまれ、約2000年もの歴史があり、飾石として古来より珍重されてきた宝石です。
元々翡翠の一種として考えられていたため、硬玉(ジェダイト)に対応して軟玉と呼ばれましたが、後に実は全く別物の宝石ということが判明し、現在の日本ではジェダイト(硬玉)の方のみを翡翠として扱っています
。ジェダイトの緑色はエメラルド等に含まれる成分と同じクロムを含むため鮮やかな発色ですが、ネフライトは鉄由来の緑色のためくすんだ緑に見え、ジェダイトの方が高価がつきやすい傾向にあります。
緑色の他にもクリーム色やブラウンのネフライトもあります。柔らかい素材のため加工がしやすく、手彫りの像やペンダントなど多種多様な製品があります。稀にキャッツアイ効果をあらわすことがあります。