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宝石の種類
ミルキークォーツ
淡く柔らかい乳白色の色合いが特徴で、和名は「乳石英」です。
水晶中に含まれるアルミニウム等の内包物によって全体的に白っぽい色を帯びているように見えます。
その色目がムーンストーンの乳白色にも近いことから、「ムーンクォーツ」の名や、雪のような色合いから「スノークォーツ」と呼ばれることもあります。品質の高いものは「シルキークォーツ」と呼ばれることがあります。
酸化チタンなどが針状に結晶したものは、光を充てると分散して、スター効果(アステリズム)が出るものや、シラー効果のあるものも存在します。
主に、ブラジル、マダガスカル、ロシアで産出され、マダガスカル産の石は「ジラソル」(オパールのような輝きという意味)と呼ばれる場合もあります。
水晶であるため、紫外線や水に強く、硬度も高い石となっているため非常に取り扱いしやすい石です。