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宝石の種類
ラピスラズリ
方ソーダ石グループの鉱物である青金石(ラズライト)を主成分として、同グループの方ソーダ石・藍方石・黝方石など複数の鉱物が加わった半貴石です。
鉱物の組み合わせや配合される量により、石の色合いも変化するのが特徴です。
その名前は、石を意味するラテン語のLapisと、青や空、天を意味するペルシア語(アラビア語)のLazwardが組み合わさって出来たとされています。
和名では瑠璃と呼ばれ、鮮やかな藍色を表した「瑠璃色」という言葉が色を表す表現としてよく使われます。
ラピスラズリはジュエリーとしてだけでなく、顔料ウルトラマリンの原料としても知られており、黄色が含まれた何とも言えない美しい青色で有名芸術家にも愛用されてきました。
中でも有名なウルトラマリンを使った絵画は、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」です。