カテゴリー:
宝石の種類
ヘリオドール
エメラルドやアクアマリンと同じベリルの鉱物であり、ベリルに鉄分を含んで黄色系の色味に発色したのものを「ヘリオドール」と呼び、ゴールドやイエローに見えることから別名「ゴールデンベリル」や「イエローベリル 」とも呼びます。
太陽のようなゴールド色をした石であったことから、ギリシャ語で太陽を意味するヘリオス(Helios)と、贈り物を意味するドロン(Doros) を組み合わせた、“太陽の贈り物”という意味の造語として命名されました。
アクアマリンとともに、主にペグマタイト鉱床から産出される。大きな塊(かたまり)で見つかることも多いのですが、ジュエリーとして扱う品質であることは稀です。
加熱によってアクアマリンにされることもありますが、逆に淡い色のアクアマリンを加熱処理後、放射線処理をすることでヘリオドールにすることも可能です。