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宝石の種類
ゴーシェナイト
ゴッシェナイトやゴッシュナイト、ホワイトベリルとも呼ばれており、エメラルドアクアマリンなどと同じベリルの1種で、無色透明のものをそう呼びます。
名前の由来は初めて発見されたアメリカ・マサチューセッツ州ハンプシャーシャー郡ゴーシェンの名にちなんで名づけられました。
ベリルは色が入るものが多く、ゴーシェナイトと呼ばれる石も若干色の入ったものが多く、本当に無色透明のものは非常に希少です。
またエメラルドはインクルージョンの多い石ですが、ゴーシェナイトはインクルージョンが少なく、高い屈折率を持ち、さらにダイヤモンドに近い輝きがあるため、「模造ダイヤモンド」や「ダイヤモンド類似石」として使用されたり、ドイツでは眼鏡のレンズとして使用されていたこともありました。