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宝石の種類
ダイヤモンド
和名では「金剛石」と呼びます。
「金属の中で最も硬いもの」という由来からも分かる通り、地球上で最も硬い鉱物として有名です。
密度の高い特殊な炭素構造から成り立っており、通常99.95%の炭素から出来ています。
ダイヤモンドは、GIA(アメリカ宝石学協会)が考案した「4C」という基準により評価され、これはカラー・カット・クラリティ・カラットの4つを指します。
純粋なダイヤモンドの結晶は無色透明ですが、内部に含まれるほんの微量の不純物によって様々な色に変化することがあり、これらは「ファンシーカラーダイヤモンド」と呼ばれます。
窒素が含まれるときは黄色や茶色、ホウ素が含まれるときは青を呈します。一般的に無色透明のものほど価値が高いですが、カラーダイヤモンドの中ではレッドが最も希少性が高く、次いでブルー、グリーン、パープルとなり、同等の無色透明のダイヤモンドよりも高値となります。
ダイヤモンドにはキュービックジルコニアやモアッサナイトなどの類似石も多いので注意が必要です。