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宝石の種類
パイライト
様々な鉱山で産出することができる鉱物です。
パイライトの名前の由来は、ハンマーで叩くと火花が散ることから付けられました。
鉄分が多く、金属光沢と、色合いが黄金色〜真鍮色であることから、ゴールドと間違われることがあり、「Fool’s Gold(愚か者の金)」という別名でも呼ばれます。
モース硬度では6~6.5と金(2.5)よりはるかに固い鉱物ですが、湿気に弱くもろくなります。他の鉱物内に混入していることが多く、ダイヤモンドやエメラルド、サファイアなどの内包物として混ざることもあります。
結晶が面白い形状が多く、代表的なものは五角十二面体で、ひとつの面が五角形で、十二面体を成しています。立方体のパイライトも多く、人がカットしたような四角形をしています。
パイライトの中には、アンモナイトが長い年月をかけてパイライトに変化したものもあり、アクセサリーとして用いられたりします。