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2015年6月4日 本日の地金ニュース&トピックス
3日のニューヨーク商品取引所の金塊先物相場はギリシャ債務問題をめぐる進展期待などを背景に売りが優勢となり反落。前日比9.5ドル安の1トロイオンス1184.9ドルで取引を終えた。ギリシャのチプラス首相とユンケル欧州委員長が会談。同国や債権団がまとめた合意案について協議し、ギリシャ債務問題において、欧州連合(EU)など債権者側とギリシャの金融支援交渉が合意するとの期待感が高まったことから、安全資産とされる金の魅力が後退した。また、発表された5月のADP全米雇用報告・民間就業者数が堅調な内容となったことで、5月の米雇用統計の改善に対する期待感につながり、同国の早期利上げ観測が強まったことなども圧迫材料となった。プラチナ相場は金の下落に追随して反落。前日比8.7ドル安の1104.1ドルで取引を終えた。