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2015年6月2日 本日の地金ニュース&トピックス
1日のニューヨーク商品取引所の金塊先物相場はドル高に圧迫され小幅ながら3営業日ぶりに反落。前週末比1.1ドル安の1トロイオンス1188.7ドルで取引を終えた。米ボストン連銀のローゼングレン総裁が利上げを行うには米国の経済成長はまだ十分な強さとはいえないとの見解を示したことで、早期の利上げ観測が後退し、一時1200ドル台を回復する場面も見られた。しかしその後は、発表された4月の米建設支出や5月の米ISM製造業景況指数が市場予想を上回る内容だったことを受けて、外国為替市場でドルが対ユーロで上昇したことから、ドル建ての金は割高感に圧迫され上げ幅を縮小し、終盤にかけ小幅安で引けた。プラチナ相場は金の下落に連れ安して7日続落。前週末比7.3ドル安の1104.2ドルで取引を終えた。