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2014年8月11日 本日の地金ニュース&トピックス
8日のニューヨーク商品取引所の金塊先物相場は良好な米経済指標やウクライナ情勢の緊張緩和などを背景に売りが優勢となり3日ぶりに反落。前日比1.5ドル安の1トロイオンス1311.0ドルで取引を終えた。朝方発表された2014年第2四半期(4~6月)の米非農業部門の労働生産性指数が市場予想を上回るなど良好な米経済指標を受け、米早期利上げ観測が再び意識され金相場は圧迫された。また、ロシアがウクライナ国境近くで実施していた軍事演習を終了したとの報を受け、投資家のリスク回避姿勢が後退し、金は売られる展開となった。ただ、米国のイラク空爆実施やパレスチナ・ガザ自治区の戦闘再開を背景に地政学的リスクへの懸念は根強いため、下げ幅は限られた。プラチナ相場は反落。前日比3.2ドル安の1478.3ドルで取引を終えた。金の軟化を受け下落したが、米株価上昇に支援され下値は限られた。